東京綱が後場下げ幅拡大、１３年３月期業績予想を下方修正

　東京製綱<5981.T>が後場下げ幅を拡大。午後１時３０分に１３年３月期の連結業績見通しを従来予想の売上高６７０億円、経常損益２５億円の赤字から、売上高６４０億円（前期比１６．２％減）、経常損益４１億円の赤字（前期３億８３００万円の黒字）に下方修正したことを嫌気。海外向けタイヤの需要低迷からタイヤコードや国内におけるソーワイヤの数量減などから、スチールコード事業の収益低迷が続いていることが要因としている。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（４～１２月）連結決算では売上高４６６億８６００万円（前年同期比１８．４％減）、経常損益３０億６０００万円の赤字（前年同期１１億３７００万円の黒字）だった。

東京綱の株価は１４時２２分現在１２５円（▼６円）。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）