アマテイ、前期経常を32％下方修正

　アマテイ <5952> [東証２] が4月30日後場(13:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2500万円→1700万円(前の期は3600万円)に32.0％下方修正し、減益率が30.6％減→52.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2500万円→1700万円(前年同期は2400万円)に32.0％減額し、一転して29.2％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期通期業績予想につきましては、建設・梱包向(個別)において、新型コロナウイルス感染症の影響は第４四半期まで及び、新設住宅着工戸数は貸家(賃貸住宅)や一戸建て住宅が大幅に減少しました。主力ハウスメーカーからの需要は、第３四半期累計期間までの落ち込みに対する反動を見込んでいましたが実現せず、前回の発表に比べ大幅に減収となる見込みであります。これにより営業利益はマイナスとなり、経常利益、当期純利益はマイナス幅が広がる見込みであります。　一方、電気・輸送機器向(連結子会社(株)ナテック)は、新型コロナウイルス感染症の影響は、概ね2020年8月に底をうち、秋口から緩やかに回復し、前回予想と比べ、若干の増益となる見込みであります。　以上により、2021年３月期通期連結業績予想は、建設・梱包向の売上高の減収に伴い、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益とも減益となる見込みであります。（注）業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。