日フイルコンの第１四半期は連結対象拡大と高機能製品拡販で利益急増

　日本フイルコン<5942.T>は１日取引終了後、１５年１１月期の第１四半期（１４年１２月～１５年２月）連結決算を発表。売上高６１億８１００万円（前年同期比１４．１％増）、営業利益３億４４００万円（同３．３倍）、最終利益３億３０００万円（同３．４倍）と２ケタ増収で利益が急増した。
　ＦＩＬＣＯＮ　ＥＵＲＯＰＥ　ＳＡＲＬとエスデイアイ・エレクトロニクス・ジャパンを連結対象に加えたことで事業規模が拡大。金属吸着カートリッジフィルターなど高機能製品やパワー半導体向けフォトマスク製品の拡販により収益力が高まった。
　通期は売上高２４５億円（前期比１．４％増）、営業利益１０億５０００万円（同１０．０％減）、最終利益１１億円（同７．０％減）と従来見通しを据え置いている。

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）