日フイルコンが反発、第１四半期営業利益は１０．３％増

　日本フイルコン<5942.T>が反発。同社は１日の取引終了後、１６年１１月期の第１四半期（１５年１２月～１６年２月）連結決算を発表。売上高は６５億９００万円（前年同期比５．３％増）、営業利益は３億８０００万円（同１０．３％増）、純利益は２億９９００万円（同９．３％減）だった。為替差損の計上で純利益は減益となっているが、産業用機能フィルター・コンベア事業ではアジアを中心に海外で不織布製造用網が増加、電子部材・フォトマスク事業では太陽光発電システム設備販売分野が拡大している。

　通期業績は売上高２５５億円（前期比０．３％増）、営業利益１２億５０００万円（同９．６％減）、純利益１２億円（同２１．５％減）と従来見通しを据え置いた。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）