洋シヤタ、前期経常を51％上方修正、配当も10円増額

　東洋シヤッター <5936> が4月23日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の8億円→12.1億円(前の期は13.8億円)に51.3％上方修正し、減益率が42.1％減→12.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.7億円→6.8億円(前年同期は12.1億円)に2.5倍増額し、減益率が77.2％減→43.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の18円→28円(前の期は20円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年３月期通期連結業績につきましては、大型案件が順調に売上高に寄与したこと、また個々の案件での採算改善に注力したこと等により、前回発表数値を営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益において上回る見通しとなったことから、2019年10月24日公表の連結業績予想を修正いたします。

　当社は、中長期的な企業価値の向上と株主の皆様への利益還元のバランスの最適化を経営の最重要課題の一つとしてとらえております。2020年３月期期末配当の1株当たりの配当予想につきましては、当社の通期連結業績予想数値が当初予想を上回ることから、普通配当18円を28円に修正いたします。