元旦、前期経常を一転65％減益に下方修正

　元旦ビューティ工業 <5935> [ＪＱ] が5月8日大引け後(17:15)に業績修正を発表。18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→1億円(前の期は3.1億円)に72.8％下方修正し、一転して65.3％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の6.1億円→3.2億円(前年同期は2.9億円)に47.5％減額し、増益率が2.1倍→10.3％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社の売上高は事業年度の後半に増加する傾向にあり、第４四半期の売上高5,000百万円を目指しておりましたが、工期遅れや厳しい市場環境により受注が計画を下回り、その結果、第４四半期の売上高3,615百万円となり、通期の売上高は前回予想より12.0％減となる見込みであります。　利益面におきましては、売上総利益率は27.5％（前期は26.3％）に改善したほか、販売管理費の削減を実施してまいりましたが、売上高の減収による売上総利益額が減少したことにより、営業利益、経常利益、当期純利益につきましても、前回予想を下回る見込みであります。(注)上記の予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。