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三協立山のニュース
<注目銘柄>=三協立山、今期業績V字回復の割安銘柄
三協立山<5932.T>を今期業績V字回復の割安銘柄として継続注目したい。同社が1月11日に発表した17年5月期第2四半期累計(16年6~11月)の連結決算は、売上高は1583億6700万円(前年同期比5.7%減)ながら、経常利益は40億4400万円(同2.4倍)とV回復をみせており、17年5月期通期の経常利益予想75億円(前期比39.0%増)に対する進捗率は53.9%となっている。なお、17年5月期通期業績予想は、売上高3420億円(前期比3.0%増)、営業利益85億円(同36.0%増)、純利益40億円(前期は9400万円の黒字)を見込んでいる。
アルミ地金市況の軟化や外国為替市場での円高進行により、マテリアル事業や国際事業の売上高が減少し、全体でも減収となったものの、アルミ地金価格の低下で原料コストが改善し、建材事業の利益が押し上げられていることや、ヒートシンク(発熱する機器に取り付けられる放熱板)事業の収益改善、さらにショーケース、汎用什器などの商業施設事業の好調などが寄与している。さらに、第3四半期以降の円安への基調転換は、採算向上に作用しそうだ。
株価は1月12日に昨年来高値の1800円をつけて以降、調整基調となっていたが、75日移動平均線を下値支持線として値固めの兆しとなってきた。株価指標面では、PER13倍台、PBR0.6倍台と割安で、東証信用倍率も0.13倍と上値圧迫要因は少なく、反転上昇機運が高まりつつある。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
アルミ地金市況の軟化や外国為替市場での円高進行により、マテリアル事業や国際事業の売上高が減少し、全体でも減収となったものの、アルミ地金価格の低下で原料コストが改善し、建材事業の利益が押し上げられていることや、ヒートシンク(発熱する機器に取り付けられる放熱板)事業の収益改善、さらにショーケース、汎用什器などの商業施設事業の好調などが寄与している。さらに、第3四半期以降の円安への基調転換は、採算向上に作用しそうだ。
株価は1月12日に昨年来高値の1800円をつけて以降、調整基調となっていたが、75日移動平均線を下値支持線として値固めの兆しとなってきた。株価指標面では、PER13倍台、PBR0.6倍台と割安で、東証信用倍率も0.13倍と上値圧迫要因は少なく、反転上昇機運が高まりつつある。(朱)
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