三和ＨＤ、１０年３月期予想を修正、特別損失計上で最終赤字転落へ

　シャッター大手の三和ホールディングスが２１日前引け後、１０年３月期連結業績予想の修正を発表した。

　売上高は２３００億円から２３２０億円（前期比１５．０％減）、営業利益は４２億円から５６億５０００万円（同３０．０％減）に拡大する見込み。構造改革、コスト削減策が奏功したとしている。

　同時に、国内子会社でのＩＴシステム開発に伴うソフトウエア仮勘定の一部について、除却損失を計上する。固定資産処分損３１億５２００万円を特別損失に計上するため、最終損益が１２億円の黒字から７億３０００万円の赤字（前期２３億１２００万円の黒字）に転落する。

　前場終値は１円高の３１８円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社