【買い】コロナ (5909) 優待目的の買いが入りやすい展開か = フェアトレード 田村 祐一

優待目的の買いが入りやすい展開か

2014年9月3日11時45分追記

前場は、前日比0.82％高の1219円で引けました。寄付きからは、0.49％高となっています。想定どおり、資金流入が継続しているようです。年初来高値1221円までは、あとわずかですので、後場の株価動向について引き続き注目したいです。

■注目銘柄
コロナ (5909)

■注目理由
同社は、石油暖房機大手。石油暖房機器や空調、温水機器が主力です。

同社は、9月末に配当と優待の権利確定日があります。同社の優待は、100株以上の保有で、「1000円分のクオカード」がもらえます。また、配当利回りが約2.31％（9月2日時点）と高いことも魅力的です。配当利回りと優待利回りを足した実質利回りは約3.9％となっています。実質利回りの高さから、権利確定日に向けて個人投資家に買われやすい傾向があります。

直近の株価を見ると、9月1日に下落しましたが、2日には買戻しが入りリバウンドしています。優待を目的とした買いが継続して流入しているといえそうです。3日の株価は、年初来高値1221円を目指して、上昇する期待が持てるでしょう。また、年初来高値をブレイクアウトした場合には、更なる上昇も期待できそうです。3日は、同社株価動向に注目したいと考えます。