コロナ、上期営業を一転赤字に下方修正

　コロナ <5909> [東証Ｓ] が10月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益を従来予想の2億円の黒字→1.9億円の赤字(前年同期は3.9億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
　なお、通期の営業利益は従来予想の13億円(前期は19億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第２四半期累計期間につきましては、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の５類感染症への移行に伴う消費行動の変化などにより、耐久消費財に対する節約志向が高まりました。空調・家電機器において、特にルームエアコンは消費者の買い控えやメーカー間の販売競争激化などが影響したほか、住宅設備機器においては、新設住宅着工戸数の減少や消費者の買い控え、販売が好調だった前年の反動等により、販売が計画を下回って推移しました。これにより、売上高、各利益とも当初予想を下回る見込みです。通期の業績予想につきましては、現在集計中であり、公表すべき場合は速やかにお知らせいたします。※ 上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。