タツタ線が反発、漏水検知システム中国市場参入報道を材料視

　タツタ電線＜5809.T＞が反発。１６日の日経産業新聞が「データセンターなどで使う漏水検知システムで、中国市場に本格参入する」と報じたことが材料視されている。現地ユーザーの要望に応じて無線ＬＡＮに対応したシステムなどを新たに開発。現在は年間１０００万円程度の漏水検知システムの中国での売り上げを１０年程度で約１０億円に引き上げる考え。また、中国以外でもブラジルやインドネシアなどの新興国への進出も検討すると伝えており、漏水検知システムによる本格的な海外マーケット開拓を期待した買いが先行している。

タツタ線の株価は１０時４２分現在５０５円（△１０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）