三井金、今期経常を38％下方修正、配当も20円減額

　三井金属 <5706> が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比61.8％減の126億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の240億円→150億円(前期は112億円)に37.5％下方修正し、増益率が2.1倍→33.5％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の129億円の黒字→39.8億円の黒字(前年同期は63.2億円の赤字)に69.3％減額した計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の90円→70円(前期は70円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比89.5％減の16.3億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.4％→2.7％に急低下した。

株探ニュース