日鋳鉄管が１８年３月期業績予想を下方修正、未定としていた期末配当は２円へ

　日本鋳鉄管<5612.T>がこの日の取引終了後、１８年３月期の連結業績予想について、売上高を１４５億円から１４２億円（前期比３．１％増）へ、営業利益を５億３０００万円から８０００万円（同８６．１％減）へ、純利益を３億１０００万円から１０００万円（同９７．２％減）へ下方修正した。

　販売子会社を含めて、主力の水道用鋳鉄管類の販売量が減少したことに加えて、鋼屑などの原材料価格高騰による売上原価の上昇や、水道用鋳鉄管類の競争激化による市況軟化などが利益を押し下げた。

　なお、第３四半期累計（１７年４～１２月）決算は、売上高１０３億５８００万円（前年同期比３．６％減）、営業利益１億１４００万円（同７９．４％減）、純利益４７００万円（同８６．５％減）だった。

　また、従来未定としていた期末一括配当を２円にするとあわせて発表した。前期実績３円に対しては１円の減配になる予定だ。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）