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プロディライト Research Memo(2):独自開発したクラウドPBXが主力。M&Aなど成長戦略で事業成長を目指す

配信元:フィスコ
投稿:2025/12/17 11:02
*11:02JST プロディライト Research Memo(2):独自開発したクラウドPBXが主力。M&Aなど成長戦略で事業成長を目指す ■会社概要

1. 会社概要
プロディライト<5580>は、クラウドPBXを通じたIP電話サービスを提供する音声ソリューション事業、移動通信設備事業、取次販売事業の3事業を展開している。主力の音声ソリューション事業では、独自に開発した主力のクラウドPBX「INNOVERA」を提供するシステムサービス、「INNOVERA」に直接収容(接続)できるIP回線「IP-Line」によって音声通信を提供するIP回線サービス、グローバルに利用されている中国Yealink Network Technology Co., Ltd.(以下、Yealink)のIP電話など、場所を問わず固定電話の機能を利用できる端末機器の販売を通じて、電話のワンストップ・ソリューションを提供している。移動通信設備事業と取次販売事業は、成長戦略の一環で近年強化しているM&Aによって新たに展開を開始した事業である。

2. 沿革
同社は2008年に、現 代表取締役社長の小南秀光(こみなみひでみつ)氏と現 専務取締役の川田友也(かわたゆうや)氏によって設立された。2011年にクラウドコールシステムやビジネス電話システムを発売、2015年には現在主力となっているクラウド電話システム「INNOVERA PBX」とクラウド直接収容型電話回線「IP-Line」の提供を開始、2018年にはSIP※端末で世界No.1シェアと言われるYealinkとディストリビューター契約を締結した。2020年に「INNOVERA」のメジャーアップデート版「INNOVERA PBX 2.0」の提供を開始するとともに、AI技術の取り込みを加速して業容を拡大し、2023年には東京証券取引所グロース市場への上場を果たした。現在、「INNOVERA」の音声プラットフォーム構想、営業強化、M&A推進といった成長戦略によって、事業成長と業容拡大を目指しており、その一環として2024年11月に、通信設備工事やWeb販売に強みを持つNNコミュニケーションズの全株式を取得し、子会社化した。

※ SIP(Session Initiation Protocol)電話機:SIPプロトコルを用いた、インターネット上で利用できる電話機。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田 仁光)

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配信元: フィスコ

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