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大平洋金属のニュース

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大平金、今期経常を2.3倍上方修正、配当も75円増額

配信元:株探
投稿:2022/01/31 15:00
 大平洋金属 <5541> が1月31日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の43.2億円→99.1億円(前期は33.4億円)に2.3倍上方修正し、増益率が29.2%増→3.0倍に拡大する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.2億円→59.1億円(前年同期は20.5億円)に18倍増額し、一転して2.9倍増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の55円→130円(前期は20円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症(以下、感染症)は国内外の景気へ引き続き影響を及ぼしており、経済の先行きは、依然不確実性が高い状態で推移しております。  販売数量面では、ニッケル事業の主需要先であるステンレス鋼業界は、国内外の稼働にばらつきは見られるものの概ね堅調で、前回発表予想通りを見込んでおります。  販売価格面では、当社フェロニッケル製品の販売価格形成の指標となる当社適用LMEニッケル価格は、各国の経済回復へ向けた景気対策等への期待に加えて、需給のタイト感も見られ、堅調に推移するものと見込んでおります。  調達面においては、ニッケル鉱石は生産に見合う数量は確保する見通しの一方で、ニッケル鉱石価格及び燃料、諸原料価格等が高水準で推移しており、生産コストへの影響が見込まれます。  感染症の影響につきましては、当連結会計年度においても継続するものと考えられますが、そうした事業環境等への対応は、当社グループの中期経営計画において掲げる基本方針等で取り組む活動に合致しており、引き続き、強く推し進めて参ります。  そのため、連結業績予想を上記のとおり修正いたしました。

  剰余金の配当につきましては、中期経営計画において、当社は株主の皆様への利益還元を重要な経営課題のひとつとして位置づけており、企業体質の充実・強化を図りつつ、連結配当性向 30%を目処に実施してまいります。  配当予想については、連結業績予想の修正の結果、上記配当方針に従い、期末配当を 110 円とし、通期で 130 円に修正いたしました。
配信元: 株探

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