高周波、今期最終は黒字浮上で39期ぶり最高益更新へ

　日本高周波鋼業 <5476> [東証Ｓ] が8月2日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比2.7倍の7.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の連結最終損益は75億円の黒字(前期は1.5億円の赤字)を見込み、39期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。
　同時に、4-9月期(上期)の連結最終利益は前年同期比15倍の70億円に拡大する見通しを示した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の2.5％→-1.3％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年3月期第2四半期（累計）の売上高、営業利益、経常利益については、変更はありませんが、本日公表の「子会社の固定資産の譲渡による特別利益の計上に関するお知らせ」に記載の通り、当社の連結子会社である高周波精密株式会社が保有する土地の売却益の計上により、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,000百万円となる見込みです。　2024年3月期通期については、需要環境の悪化により売上高は減少するものの、エネルギー・原燃料コストの下落やコストダウン等により営業利益、経常利益に変更はありません。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、第2四半期（累計）と同様に、当社の連結子会社である高周波精密株式会社が保有する土地の売却益の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は7,500百万円となる見込みです。　※本業績予想数値は当社が発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因により、上記数値と大きく異なる場合がある旨、ご理解願います。