高砂鉄、非開示だった今期経常は23％減益、未定だった配当は35円実施

　高砂鐵工 <5458> [東証Ｓ] が10月31日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比11.6％増の4.4億円に伸びた。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比23.2％減の6.2億円に減る見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比56.6％減の1.7億円に大きく落ち込む計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当は35円(前期は35円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比42.9％減の1.4億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.0％→4.9％に大幅悪化した。

株探ニュース