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日本製鉄のニュース
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:需給面的にはリバウンドが意識されやすい
■前場の注目材料:ユニゾHD、サッポロ合同会社によるTOB賛同で20/3期配当は実施せず
■日本製鉄、エッサール・スチールに3000億円、AMと共同買収で4割賄う
■需給面的にはリバウンドが意識されやすい
19日の日本株市場は、米株高の流れを受けて、買い先行の展開となろう。16日の米国市場では、NYダウが306ドル高と大幅に上昇した。米長期金利の低下が一服し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きが先行。中国が今年と来年の可処分所得を押し上げる景気刺激策を検討していることも報じられ、投資家心理の改善から終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の20565円。円相場は1ドル106円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろうが、お盆休み明けで参加者も増えていると考えられ、よりトレンドが出やすく、日経平均は直近戻り高値水準を捉えてくる可能性がありそうだ。また、米中対立については、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は18日、米経済がリセッション(景気後退)に向かっているとの考えを一蹴したほか、最近行われた米中の通商交渉担当者間の電話協議で一段と「前向きなニュース」が得られたと述べたと伝えられている。米中対立が和らぐ可能性も意識されることから、こちらも売り込みづらくさせそうだ。
そのため、リバランス中心になりやすいだろうが、トレンドが強く需給が良好な銘柄へのショートカバーが入りやすいほか、大きく売り込まれている銘柄などへも買い戻しの流れが意識されてくる可能性がありそうだ。また、今週はカンザスシティ連銀主催による定例の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催される。パウエルFRB議長が23日に講演を行う予定であり、追加利下げへの思惑が高まりやすい。しかし、足元では催促相場的に下げていた面もある。
円相場についても追加利下げ観測による一段の円高が警戒されているが、ヘッジファンドによるドル円ポジションとしては、ロングポジションに転換してきており、一気に円高には振れづらくなってきているとみられ、落ち着きをみせてくるだろう。また、VIX先物に対するショートポジションも解れてきており、下へのバイアスは強まらないだろう。不安感のある状況の中ではあるが、需給面的にはリバウンドが意識されやすい。
■ユニゾHD、サッポロ合同会社によるTOB賛同で20/3期配当は実施せず
ユニゾHD<3258>は、2020年3月期配当予想の修正及び株主優待の取り扱いを発表。サッポロ合同会社によるTOB賛同により、中間配当及び期末配当を行わないこと、株主優待の贈呈を実施しないことを決議。なお、サッポロ合同会社によるTOBの買い付け価格は1株4000円。買い付け期間は8月19日から10月1日まで。買い付け予定の上限は設けず、下限は自己株式を除く発行済み株数の66.67%にあたる2281万3500株。応募株数が下限に満たない場合は買い付けを取りやめる。TOBが成立した場合、上場廃止となる見込み。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(20418.81、+13.16)
・NYダウは上昇(25886.01、+306.62)
・ナスダック総合指数は上昇(7895.99、+129.38)
・シカゴ日経225先物は上昇(20565、大阪比+175)
・1ドル106円30-40銭
・SOX指数は上昇(1479.25、+39.96)
・VIX指数は低下(18.47、-2.71)
・米原油先物は上昇(54.87、+0.40)
・株安局面での自社株買い
・米追加利下げ期待
・ドイツ財政出動観測
・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討
・日銀のETF購入
・日本製鉄<5401>エッサール・スチールに3000億円、AMと共同買収で4割賄う
・ユニゾHD<3258>米フォートレスに賛同、HISのTOB対抗
・ユニファミマ<8028>ドンキ持ち株に追加出資、2年で15%取得へ
・DeNA<2432>共同事業会社、貸出料金実質0円に、カーシェア開始
・ヤマトHD<9064>上海でEC向け物流自動化、無人搬送車導入
・JXTG<5020>北海マリナーで原油生産開始、日量1万1000バレル規模
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月貿易収支(予想:-1945億円、6月:+5896億円)
<海外>
・特になし
<SF>
■株式見通し:需給面的にはリバウンドが意識されやすい
■前場の注目材料:ユニゾHD、サッポロ合同会社によるTOB賛同で20/3期配当は実施せず
■日本製鉄、エッサール・スチールに3000億円、AMと共同買収で4割賄う
■需給面的にはリバウンドが意識されやすい
19日の日本株市場は、米株高の流れを受けて、買い先行の展開となろう。16日の米国市場では、NYダウが306ドル高と大幅に上昇した。米長期金利の低下が一服し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きが先行。中国が今年と来年の可処分所得を押し上げる景気刺激策を検討していることも報じられ、投資家心理の改善から終日堅調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の20565円。円相場は1ドル106円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなろうが、お盆休み明けで参加者も増えていると考えられ、よりトレンドが出やすく、日経平均は直近戻り高値水準を捉えてくる可能性がありそうだ。また、米中対立については、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は18日、米経済がリセッション(景気後退)に向かっているとの考えを一蹴したほか、最近行われた米中の通商交渉担当者間の電話協議で一段と「前向きなニュース」が得られたと述べたと伝えられている。米中対立が和らぐ可能性も意識されることから、こちらも売り込みづらくさせそうだ。
そのため、リバランス中心になりやすいだろうが、トレンドが強く需給が良好な銘柄へのショートカバーが入りやすいほか、大きく売り込まれている銘柄などへも買い戻しの流れが意識されてくる可能性がありそうだ。また、今週はカンザスシティ連銀主催による定例の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催される。パウエルFRB議長が23日に講演を行う予定であり、追加利下げへの思惑が高まりやすい。しかし、足元では催促相場的に下げていた面もある。
円相場についても追加利下げ観測による一段の円高が警戒されているが、ヘッジファンドによるドル円ポジションとしては、ロングポジションに転換してきており、一気に円高には振れづらくなってきているとみられ、落ち着きをみせてくるだろう。また、VIX先物に対するショートポジションも解れてきており、下へのバイアスは強まらないだろう。不安感のある状況の中ではあるが、需給面的にはリバウンドが意識されやすい。
■ユニゾHD、サッポロ合同会社によるTOB賛同で20/3期配当は実施せず
ユニゾHD<3258>は、2020年3月期配当予想の修正及び株主優待の取り扱いを発表。サッポロ合同会社によるTOB賛同により、中間配当及び期末配当を行わないこと、株主優待の贈呈を実施しないことを決議。なお、サッポロ合同会社によるTOBの買い付け価格は1株4000円。買い付け期間は8月19日から10月1日まで。買い付け予定の上限は設けず、下限は自己株式を除く発行済み株数の66.67%にあたる2281万3500株。応募株数が下限に満たない場合は買い付けを取りやめる。TOBが成立した場合、上場廃止となる見込み。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(20418.81、+13.16)
・NYダウは上昇(25886.01、+306.62)
・ナスダック総合指数は上昇(7895.99、+129.38)
・シカゴ日経225先物は上昇(20565、大阪比+175)
・1ドル106円30-40銭
・SOX指数は上昇(1479.25、+39.96)
・VIX指数は低下(18.47、-2.71)
・米原油先物は上昇(54.87、+0.40)
・株安局面での自社株買い
・米追加利下げ期待
・ドイツ財政出動観測
・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討
・日銀のETF購入
・日本製鉄<5401>エッサール・スチールに3000億円、AMと共同買収で4割賄う
・ユニゾHD<3258>米フォートレスに賛同、HISのTOB対抗
・ユニファミマ<8028>ドンキ持ち株に追加出資、2年で15%取得へ
・DeNA<2432>共同事業会社、貸出料金実質0円に、カーシェア開始
・ヤマトHD<9064>上海でEC向け物流自動化、無人搬送車導入
・JXTG<5020>北海マリナーで原油生産開始、日量1万1000バレル規模
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月貿易収支(予想:-1945億円、6月:+5896億円)
<海外>
・特になし
<SF>
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