美濃窯、非開示だった今期経常は18％減益へ

　美濃窯業 <5356> [名証２] が11月10日後場(14:40)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.5％増の6.2億円となった。
　しかしながら、併せて非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比17.8％減の10億円に減る見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比38.0％減の3.7億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比22.4％増の2.5億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の8.1％→8.3％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期の通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的に算定することが困難であったことから未定としておりました。新型コロナウイルス感染症は経済活動に広範な影響を与えており、当社グループ各社の企業活動にも影響を及ぼしておりますが、現在の状況が2022年３月期も継続するものの、感染拡大は現状以上に深刻化せず、徐々に収束に向かうとの仮定を置き、当第２四半期連結累計期間の業績等を踏まえ、現時点において入手可能な情報をもとに、業績予想を算定いたしましたので公表いたします。【業績予想に関する注意】上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づくものであり、実際の業績は今後の種々の要因により予想数値と異なる可能性があります。