アサヒ衛陶が反発し年初来高値、温浴施設水質改善事業に関する新規事業を開始へ

　アサヒ衛陶<5341.T>が反発し、年初来高値を更新した。同社は４日、温浴施設水質改善事業に関して、今月から新規事業を開始すると発表。これが材料視されているようだ。

　製品名は「カラム（ＣＯＬＵＭＮ）」で、鉱石セラミックスの特殊パウダーを練り込んだ高分子ポリエチレンをゲノム状に加工したもの。この製品をプールや温浴施設の水質濾過装置内に導入することで、皮脂などの人由来の汚れを効率よく除去することにより、水質濾過装置の能力を向上させ、大幅な水質改善とコストダウンを図ることができる。既に、大手ビジネスホテルチェーン会社との契約が固まっているといい、初年度目標は売り上げ５０００万円、来年度目標は売り上げ２億円としている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）