決算マイナス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … ミタチ産業、カネコ種、エクスＭ (10月6日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の10月5日から6日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　リヒトラブ <7975>
　24年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常損益は5500万円の赤字(前年同期は1億円の黒字)に転落した。

▲No.4　カネコ種 <1376>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比9.1％減の3億円に減り、通期計画の20億円に対する進捗率は15.5％となり、5年平均の19.2％とほぼ同水準だった。

▲No.5　ミタチ産業 <3321>
　24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比58.3％減の4.3億円に大きく落ち込んだが、6-11月期(上期)計画の5億円に対する進捗率は86.8％に達し、5年平均の41.8％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5271> トーヨアサノ 　東Ｓ　　 -5.00 　 10/ 6　　上期　　　 70.82
<7975> リヒトラブ 　　東Ｓ　　 -3.62 　 10/ 6　　上期　　　　赤転
<2300> きょくとう 　　東Ｓ　　 -3.23 　 10/ 6　　上期　　　 65.33
<1376> カネコ種 　　　東Ｓ　　 -2.20 　 10/ 6　　　1Q　　　 -9.12
<3321> ミタチ産業 　　東Ｓ　　 -1.96 　 10/ 6　　　1Q　　　-58.35

<4394> エクスＭ 　　　東Ｇ　　 -0.55 　 10/ 6　　　3Q　　　-39.04

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース