トーヨアサノ、前期経常を19％下方修正

　トーヨーアサノ <5271> [東証２] が3月31日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年2月期の連結経常利益を従来予想の2.2億円→1.7億円(前の期は2.9億円)に19.1％下方修正し、減益率が25.4％減→39.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.6億円→3.1億円(前年同期は1.9億円)に11.6％減額し、増益率が81.4％増→60.3％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（連結業績予想）売上高につきましては、コンクリート二次製品事業および工事事業において、積極的な販売活動を行った結果、前回予想を4.5％上回る見込みであります。利益面につきましては、売上高増加の効果があったものの、原材料価格の高騰、競争激化に伴う粗利益率の低下に加え人件費の増加および試験研究費等の先行投資を継続したことによる販管費の増加により、営業利益は前回予想を下回る見込みであります。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、同様の原因で前回予想を若干下回る見込みであります。　　配当金について2022年2月期の期末配当につきましては、2021年4月9日に公表いたしました1株当たり25円の予想から変更はございません。※　上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想値と異なる結果となる可能性があります。