エボラ関連株物色が広がる、不二ラテや重松製作などに短期資金の買い流入

　不二ラテックス<5199.T>や興研<7963.T>、重松製作所<7980.T>などが急騰。後場に入りエボラ関連株物色の流れが広がっている。西アフリカのシエラレオネから今月下旬帰国した男性が、３８度以上の高熱を出したため、厚生労働省はエボラ出血熱に感染している疑いがあり検査をしていると報じられた。これを受け、アゼアス<3161.T>や日本エアーテック<6291.T>がストップ高に買われるなか、エボラ関連株買いの動きが一気に強まった。不二ラテックスは手術用や検査検診用手袋、使い捨てゴム手袋などを製造している。また、興研や重松製作所は防毒・防じんマスクを手掛けている。エボラ関連株は１０月中旬にかけ人気化した後、２カ月強一服していただけに値ごろ感も出ており、短期資金の買いが流入している格好だ。

不二ラテの株価は１３時３８分現在２０３円（△２３円）
興研の株価は１３時３８分現在１８０７円（△９５円）
重松製作の株価は１３時３８分現在８０２円（△７９円）
アゼアスの株価は１３時３８分現在７２４円（△１００円）カイ気配
エアーテックの株価は１３時３８分現在７９２円（△１００円）カイ気配



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）