バンドー化学が中期経営計画を発表、１３年３月期に営業利益７０億円を目指す

　伝動ベルト大手のバンドー化学が６日午後２時に、中期経営計画ＤＭ－２（ＤＯＩＮＧ　ＭＯＲＥ　ｏｎ　ｔｈｅ　ｎｅｗ　ｆｒｏｎｔｉｅｒ　２ｎｄ　ｓｔａｇｅ）を発表した。１３年３月期の目標は、連結売上高９００億円（１０年３月期会社側予想７３５億円）、営業利益７０億円（同２４億円）、ＲＯＡ（総資産利益率）５％以上（同１．６％）としている。

　基本戦略として、ベルト事業に重点的に経営資源を投入し、中・長期的に成長が期待できる海外市場での事業拡大を図る。特に、中国、インド、ＡＳＥＡＮなどのアジアを中心とした新興国を重点市場とし、それぞれの地域における要求品質に応じた仕様や価格の製品を提供し販売拡大を目指す。

　分野別では、今後成長が見込まれるオプトエレクトロニクス、新エネルギー、ロボット市場を重点市場とし、新規用途やニーズに対し同社グループのコア技術と新技術を融合して新たな製品の開発を加速する方針。

　午後２時２０分時点の株価は１１円安の２８９円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社