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藤倉ゴム工業㈱(5121) 平成27年3月期 第1四半期決算短信
当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、4月からの消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がありましたものの、雇用情勢や設備投資などが底堅く推移し、依然として緩やかな回復基調が続きました。
このような状況のもと、当社グループ(当社及び連結子会社)では、平成26年6月にアウトドア用品を販売しております連結子会社 株式会社キャラバン(東京都豊島区)の新社屋が、さらに同月に連結子会社 FUJIKURACOMPOSITES HAIPHON,Inc.(ベトナム・ハイフォン市)において第二工場がそれぞれ竣工し、現在は稼働しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は71億1千5百万円(前年同四半期比1.0%増)、営業利益は4億6百万円(前年同四半期比3.6%増)、経常利益は4億1千2百万円(前年同四半期比8.9%減)、四半期純利益は2億4千4百万円(前年同四半期比87.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①産業用資材
主力の工業用品部門は、前年度に引続き国内外において自動車関連製品の受注が好調に推移したことに加え、住宅関連製品の受注が堅調だったため増収増益となりました。制御機器部門は、液晶・半導体関連製品については堅調だったものの、医療品分野については客先の生産調整により受注が減少したため減収減益となりました。
電気材料部門は、電子関連製品の受注が減少したため減収減益となりました。
この結果、売上高は43億1千5百万円(前年同四半期比4.5%増)、営業利益は2億4千万円(前年同四半期比13.4%増)となりました。
②引布加工品
引布部門は、電気・電子関連製品及び一部の自動車関連製品の受注が堅調だったため前期に比べほぼ変わらない売上となりましたものの、国内のエレクトロニクス関連市場が低迷したため僅かながら減益となりました。印刷機材部門は、国内において新聞市場の受注が増加したものの、海外販社で在庫調整があり輸出が減少したため減収減益となりました。加工品部門は、国内において舶用品関連製品の受注が好調だったものの、産業資材分野が低迷したため減収減益となりました。
この結果、売上高は10億8千5百万円(前年同四半期比10.1%減)、営業利益は6千8百万円(前年同四半期比41.7%減)となりました。
③スポーツ用品
ゴルフ用カーボンシャフト部門は、昨年発売した『Motore Speeder』のプロツアーでの使用率が伸びたこと、また3月発売の超軽量『Air Speeder』が予想を上回る販売となり、多くのお客様からの人気が好調に推移したため増収増益となりました。アウトドア用品部門は、前年度に引続きシューズ関連商品の売上が好調だったため増収となりましたものの、収益については前期に比べほぼ変わらない結果となりました。
この結果、売上高は15億8千5百万円(前年同四半期比1.2%増)、営業利益は1億8千8百万円(前年同四半期比29.4%増)となりました。
④その他
物流部門は、荷動きが低迷したため減収となったものの、経費削減に努めたため増益となりました。
この結果、売上高は1億2千9百万円(前年同四半期比9.2%減)、営業利益は1千5百万円(前年同四半期比17.3%増)となりました。
2014/11/17 20:54
【自動車部品好調】米国と中国で自動車用の防振ゴムとシール部材の販売伸びる。新型のゴルフシャフトも伸び営業増益。原発事故で操業を停止した工場への東京電力の損害補償金が減り純利益は大幅減。
【ゴム事業多角化】ゴム加工技術を生かし災害用避難テントや警備用フェンス開発。自治体向け狙う。
【材料】藤倉ゴ---急伸、マグネシウム空気電池本格事業化と
藤ゴム <日足> 「株探」多機能チャートより
藤倉ゴは急伸。一部報道で、マグネシウム空気電気の本格事業化の乗り出すと報じられている。自社開発した「Watt Satt」を9月1日に発売して電池市場に参入、塩水を入れるだけで発電する簡便さと長期間保存できるのが特徴のもよう。マグネシウム電池関連としての期待感が高かった銘柄であり、同事業の進捗確認を受けて、あらためて先行きへの期待感が高まる形に。
《WA》 提供:フィスコ