藤倉コンポジットのニュース
<8158> ソーダニッカ
四季報より 業種:卸売業。
【特色】独立系化学品商社。苛性ソーダは首位級。複合フィルムは国内、ナイロンフィルムはアジア注力
【増 配】柱の苛性ソーダが食品・電子向け軸に数量増のうえ、市況高続く。機能材はナイロンフィルムがアジア向け増勢、複合フィルムも国内向け堅調。販管費増こなし営業益続伸。特益減。24年3月期も市況高値圏推移前提に最高益更新。連続増配も。
【開 拓】上海現法は現地企業と技術提携しフッ酸用バルブの修繕需要取り込みに注力。ジャカルタ現法は汎用樹脂を積極展開。
2022年11月4日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+32.6%の16.60億円、経常利益+35.9%の21.10億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月10日に480円のコロナ相場での安値をつけ、3月25日に631円まで自律反発して、7月10日に500円の2番底をつけて、下値をゆるやかに切り上げる上昇トレンド(A)となりました。この中で2021年3月23日に655円の高値をつけ7月30日に526円まで調整したあと、短期の大幅上昇トレンド(B)に転換し、2022年2月10日に924円と高値更新し、ここをピークに急落となり7月15日の563円、10月17日の557円と2点底をつけて11月4日に645円まで反発し、下値固めに入っています。
<8070> 東京産業
四季報より 業種:卸売業。
【特色】中部以東の三菱重工業製品の受託販売・工事が柱の中堅機械商社。再生可能エネルギーに本腰
【連続増配】火力発電所メンテやバイオマス関連工事順調。一般事業会社向け太陽光発電工事や売電も伸長。レジ袋など包装資材伸び生活産業黒字化。営業益続伸。24年3月期も発電所補修や太陽光発電が牽引。
【返 上】税務調査で発覚した架空取引は蒲原社長ら4人が報酬一部返上し責任明確化。直列式充放電検査装置は電力消費量3分の2削減テコに自動車・家電向けに訴求。
2022年11月11日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+52.0%の37.00億円、経常利益+44.8%の38.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月13日の407円で当面のコロナ相場の底打ちとなり、ここから上昇トレンド(A)となっています。この中で5月19日の586円、9月30日の585円とダブル天井となって10月30日に506円まで押し目を入れ、2021年2月9日に704円まで上昇しました。ここから再び5月27日に599円まで押し目を入れて、9月9日の808円、12月16日の793円と2点天井をつけ、2022年3月7日の662円を押し目に9月6日の817円、11月25日の825円と年初来高値をつけ調整入りとなっています。目先は天井圏で743~825円のボックス相場となっており、743円を終値で切らなければ810~820円の戻りを試します。
<5121> 藤倉コンポジット
四季報より 業種:ゴム製品。
【特色】ゴム引布、産業用資材大手。ゴルフシャフトに定評。アウトドアスポーツ用品展開。フジクラ系
【増配幅拡大】産業用資材には上海ロックダウンの影響残る。ただゴルフ用シャフトが想定超で好伸。印刷材料も輸出堅調。固定資産の売却特益。増配の幅拡大。24年3月期は制御機器や自動車関連部品も上向く。
【開 発】ワクチン生産関連の政府補助金で無菌接続コネクター等の開発推進、24年4月までに発売予定。救命いかだは国交省との情報交換密に高性能新製品を開発中。
2022年11月10日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+10.6%の46.00億円、経常利益+10.9%の53.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月17日の290円のコロナ相場の底打ちから、短期のゆるやかな上昇トレンド(A)を形成していましたが、10月30日の335円を2番底にして角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年3月31日に624円の高値をつけて、6月21日に465円まで押し目を入れ、9月24日の871円、11月17日の927円、2022年1月13日の979円と順上げの三点天井をつけて、3月8日に614円まで下落しました。ここから再上昇となり、8月24日に1135円の年初来高値をつけ、ここをピークに調整入りとなっています。その後11月10日に773円まで下げて反発したものの、下値を確認する動きとなっています。
<6381> アネスト岩田
四季報より 業種:機械。
【特色】塗装機器、圧縮機等の機器メーカー。塗装機国内シェア7割超。欧米、アジア等海外に積極展開
【連続最高益】国内は真空機器に一服感も、圧縮機の部品不足が改善傾向。塗装設備も下期納入案件抱える。欧州の新型塗装機器伸長。製品値上げ浸透し、原材料高を吸収。営業増益。営業外に為替差益。増配。24年3月期は、中国の回復見込み連続増益。
【新製品】欧州で投入した自動車補修用スプレーガンが販売絶好調、生産追いつかず。中計達成に向け、M&A担当部署を設置。
2022年11月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+4.6%の50.00億円、経常利益+11.3%の62.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で2020年3月23日に787円の安値をつけ、3月30日に1030円まで自律反発後、再下落となって8月7日に756円で安値更新となりました。ここからの上昇トレンド(A)の中で、9月28日に889円の高値をつけ、短期の三角保ち合い(B)を形成して上放れし、2021年1月29日に1160円の年初来高値更新となりました。ここをピークに5月13日に971円まで下げ反発して、8月2日の1085円、9月8日の1087円とほぼ2点天井をつけて急落調整となり、2022年1月24日の720円で当面の底打ちとなって上昇トレンド(D)へ転換しています。この中で7月28日に985円の戻り高値をつけ、10月3日に852円まで下げて11月28日に958円まで反発し、押し目をつけているところです。
<5020> ENEOSホールディングス
四季報より 業種:石油・石炭製品。
【特色】17年4月に東燃ゼネラルと経営統合、国内シェア5割の石油元売り首位。銅など非鉄事業兼営
【上振れ】石油は油価高騰で増収のほか、上期軸に在庫評価益膨らむ。石油開発も英国事業売却益剥落あるが油価高原が恩恵。円安進行もあり、前号比営業減益幅縮小。24年3月期は油価下落で市況効果剥落。
【強 化】相次ぐ製油所の稼働トラブルで対策人員や組織を強化。稼働率安定急ぐ。前会長が性暴力で辞任。不祥事の際の解任プロセス見直し、報酬不支給等ルール構築へ。
2022年11月10日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-28.7%の5600.00億円、経常利益-30.0%の5400.00億円の減収・減益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年3月13日の320円を安値に、その後、12月23日の354円の2番底を結ぶ上昇トレンド(A)上の動きとなっています。
この12月23日の354円の2番底から、2021年5月10日の512円を高値、8月20日の412円を安値とする三角保ち合い(B)を形成しました。この中で2022年4月26日の444円を安値に上放れし、6月9日に581円の前年来高値をつけ調整入りとなっています。信用期日は12月9日に到来し、反発点を探しているところです。5月31日に6000万株を超す大商いをしており、調整に少し時間がかかっています。信用期日経過とチャートの下値のフシをみるとそろそろ反発してもおかしくないところです。
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