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AnyMind Groupのニュース
*14:05JST Aoba-BBT Research Memo(5):自社開発のオンライン学習システムをベースに高品質な教育サービスを提供
■会社概要
3. リカレント教育事業の特徴・強み
Aoba-BBT<2464>のリカレント教育事業の特徴・強みは、オリジナル企画・制作による教育映像コンテンツが18千時間と膨大にあり、今もなお時代のニーズに合致したテーマを制作しつづけ、これらを顧客ニーズに合わせてカスタマイズしてサービス提供していることが挙げられる。コンテンツ制作に関しては、時代のニーズに合致したテーマを有識者によるコンテンツ会議で決定し、そのテーマに最適な講師を招請して同社のスタジオで制作するため、コスト負担も低く抑えることができている。
第2の強みとしては、これらコンテンツを提供するオンライン学習システム「AirCampus(R)」を独自開発していることにある。2002年の提供開始以降、利便性の向上などを目的に機能の拡充を続け、顧客満足度の向上につなげてきた。受講生は「AirCampus(R)」を通じて各種講座を受講しているが、講義を視聴したかどうかを認証するシステム(日米でビジネスモデル特許取得)や理解度を確認するテスト、修了レポート等の提出、成績管理を含めた履修状況を管理する履修管理システム、さらには受講生同士のディスカッション機能や掲示板機能など、eラーニングに必要な機能を網羅的に有している。2020年には、受講生の学習効率向上やバリアフリーへの対応を目的に字幕機能や14言語の翻訳機能を実装し、使用デバイスもPCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末にも対応した。世界99ヶ国から延べ2万人が受講するなど、場所と時間を選ばず学習できることが特長である。また、AI学習支援AI「BioLa(ビオラ)」を開発、2022年2月に提供を開始した。BBT大学が開学以来蓄積してきた大量の学習履歴データを「BioLa」に学習させることで、これまで教務担当者が行っていた学生の学習状況の分析や課題解決方法の提案などを「BioLa」で代替する。直近では2023年3月に、OpenAIが開発した「ChatGPT」の機能を業界でいち早く実装し、受講生の学習効率向上に役立てるなど、サービス面での強化に継続的に取り組んでいる。
第3の強みとしては、過去の実績によって蓄積された教務ノウハウやサポート体制にある。同社は2001年にオーストラリアのボンド大学と提携して共同プログラムを運営するなど、既にMBAプログラムでは20年以上のノウハウを蓄積している。BBT大学大学院の修了生は1,700人を超え、在校生も約600人と国内で最大級の規模となっている。さらに修了生のうち約400人の協力により、TA(ティーチング・アシスタント)、LA(ラーニング・アドバイザー)のネットワークを構築することで、在校生の卒業までのサポート体制を充実させている。
起業家を養成する「アタッカーズ・ビジネススクール」などAoba-BBT関連サービスの卒業生・修了生のなかから約1,000社が起業し、このうち17社がIPOを実現するなど起業家育成において多くの実績を残している点も強みである。直近では2023年3月にAnyMind Group<5027>、2024年3月にハッチ・ワーク<148A>が東証グロース市場に上場を果たした。なお、「アタッカーズ・ビジネススクール」については2019年7月に分離独立し、子会社として新設した(株)ABSに承継している。そのほか、2008年からスタートアップ起業家支援プロジェクト「背中をポンと押すファンド(SPOF)」を通じて、新規ビジネスにチャレンジする起業家に対して資金面でサポートしており(BBT修了生が対象。1件当たり最高200万円、出資比率20%未満)、累計で約40社に約50百万円の出資を行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
3. リカレント教育事業の特徴・強み
Aoba-BBT<2464>のリカレント教育事業の特徴・強みは、オリジナル企画・制作による教育映像コンテンツが18千時間と膨大にあり、今もなお時代のニーズに合致したテーマを制作しつづけ、これらを顧客ニーズに合わせてカスタマイズしてサービス提供していることが挙げられる。コンテンツ制作に関しては、時代のニーズに合致したテーマを有識者によるコンテンツ会議で決定し、そのテーマに最適な講師を招請して同社のスタジオで制作するため、コスト負担も低く抑えることができている。
第2の強みとしては、これらコンテンツを提供するオンライン学習システム「AirCampus(R)」を独自開発していることにある。2002年の提供開始以降、利便性の向上などを目的に機能の拡充を続け、顧客満足度の向上につなげてきた。受講生は「AirCampus(R)」を通じて各種講座を受講しているが、講義を視聴したかどうかを認証するシステム(日米でビジネスモデル特許取得)や理解度を確認するテスト、修了レポート等の提出、成績管理を含めた履修状況を管理する履修管理システム、さらには受講生同士のディスカッション機能や掲示板機能など、eラーニングに必要な機能を網羅的に有している。2020年には、受講生の学習効率向上やバリアフリーへの対応を目的に字幕機能や14言語の翻訳機能を実装し、使用デバイスもPCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末にも対応した。世界99ヶ国から延べ2万人が受講するなど、場所と時間を選ばず学習できることが特長である。また、AI学習支援AI「BioLa(ビオラ)」を開発、2022年2月に提供を開始した。BBT大学が開学以来蓄積してきた大量の学習履歴データを「BioLa」に学習させることで、これまで教務担当者が行っていた学生の学習状況の分析や課題解決方法の提案などを「BioLa」で代替する。直近では2023年3月に、OpenAIが開発した「ChatGPT」の機能を業界でいち早く実装し、受講生の学習効率向上に役立てるなど、サービス面での強化に継続的に取り組んでいる。
第3の強みとしては、過去の実績によって蓄積された教務ノウハウやサポート体制にある。同社は2001年にオーストラリアのボンド大学と提携して共同プログラムを運営するなど、既にMBAプログラムでは20年以上のノウハウを蓄積している。BBT大学大学院の修了生は1,700人を超え、在校生も約600人と国内で最大級の規模となっている。さらに修了生のうち約400人の協力により、TA(ティーチング・アシスタント)、LA(ラーニング・アドバイザー)のネットワークを構築することで、在校生の卒業までのサポート体制を充実させている。
起業家を養成する「アタッカーズ・ビジネススクール」などAoba-BBT関連サービスの卒業生・修了生のなかから約1,000社が起業し、このうち17社がIPOを実現するなど起業家育成において多くの実績を残している点も強みである。直近では2023年3月にAnyMind Group<5027>、2024年3月にハッチ・ワーク<148A>が東証グロース市場に上場を果たした。なお、「アタッカーズ・ビジネススクール」については2019年7月に分離独立し、子会社として新設した(株)ABSに承継している。そのほか、2008年からスタートアップ起業家支援プロジェクト「背中をポンと押すファンド(SPOF)」を通じて、新規ビジネスにチャレンジする起業家に対して資金面でサポートしており(BBT修了生が対象。1件当たり最高200万円、出資比率20%未満)、累計で約40社に約50百万円の出資を行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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