３月の株高からずいぶん売り込まれました。ほぼ３ヶ月間きつい下げの連続でリスク回避の動きもあって原油相場も年明けの１バレル１０８ドルから下がり続けて現在は８２ドル付近で推移。
原油価格も２割下がった計算です。つまり資産のほとんどを原油の在庫評価で計算するため、石油精製元売りは収益が悪化したように見えるが長期のスパンでは痛手でもなんでもない想定の範囲内。
　ただ、原油の消費の面から考えれば今後の市場は縮小傾向に向かうと予測。今は日本中の火力発電所はフル稼働ですがこれからは休止していた原発が雪崩れのように再稼動へ動き出す。
　元々石油元売りは利益の出るシステムで、日本の優良企業の代表のようなもの。
配当も高く設定されていて、株高へ向かうにつれて原油価格も緩やかに回復へと向かう。７月には１バレルあたり９０ドル付近になるでしょう。