セメダインが反発、第１四半期営業利益が３．０倍で着地

　セメダイン<4999.T>が反発している。８日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高６１億８６００万円（前年同期比０．５％減）、営業利益８７００万円（同３．０倍）、最終損益４００万円の赤字（前年同期５３００万円の赤字）と大幅営業増益となったことが好感されている。

　国内外の電機・電子部品市場向けが伸長した一方、一般消費者関連市場の売り上げが低迷したことで、売上高は減収となったが、継続的なコスト低減に努めたほか、広告宣伝費が減少したことなどから大幅増益を確保した。

　なお、同時に従来未定としていた１８年３月期通期業績について、売上高２８０億円（前期比５．７％増）、営業利益１０億円（同３８．１％増）、純利益５億円（前期２５００万円）を見込むとあわせて発表した。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）