フマキラは２１年３月期業績及び配当予想を上方修正

　フマキラー<4998.T>はこの日の取引終了後、２１年３月期の連結業績予想について、売上高を４４５億円から４９０億円（前期比１０．１％増）へ、営業利益を２２億円から３０億８０００万円（同７２．５％増）へ、純利益を１３億円から２０億５０００万円（同２．７倍）へ上方修正した。

　コロナ禍における生活様式の変化に伴う巣ごもり需要などで主力の殺虫剤の出荷が増加したことに加えて、新型コロナウイルス対策品として除菌剤関連商品の出荷が増加したことなどが要因。また、海外子会社の売り上げ増加や、外貨の円換算に用いる換算レートが期初計画と比べて円安に進んだことなども寄与した。

　また、業績予想の修正に伴い、従来２０円を予定していた期末一括配当を２２円に引き上げるとあわせて発表した。業績予想を踏まえて特別配当２円を実施するとしている。

出所：MINKABU PRESS