＜後場の注目銘柄＞＝日本農薬、インドなど海外展開に期待

　日本農薬<4997.T>の再評価余地が大きい。

　同社は農薬大手。１５年９月期第２四半期（１４年１０月～１５年３月）の連結純利益は４８億円から６４億円へ増額修正を発表。国内農薬販売が堅調だったほか、ノウハウ技術料が計画以上に伸びた。為替の円安も追い風に働いている。今９月通期の連結純利益は５９億円（前期比４％減）で据え置かれているが、８０億円（同３６％増）前後への増額期待が強く、最高益が予想されている。

　来期も殺虫剤「フェニックス」の販売増が見込めるほか、インドの農薬製造販売会社を買収するなど海外市場開拓への期待も高まっている。

　株価は１月高値１４３２円更新から上値追いが見込めそうだ。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）