決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】寄付 … 北興化、カネ美食品、エストラスト (4月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の4月7日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　北興化 <4992>
　23年11月期第1四半期(22年12月-23年2月)の連結経常利益は前年同期比21.1％増の24.1億円に伸び、通期計画の53億円に対する進捗率は45.6％となり、5年平均の46.4％とほぼ同水準だった。

★No.2　カネ美食品 <2669>
　23年2月期の経常利益(非連結)は前の期比32.5％増の27.4億円に拡大し、24年2月期も前期比2.1％増の28億円に伸びる見通しとなった。

★No.3　エストラスト <3280>
　23年2月期の連結経常利益は前の期比87.0％増の12.2億円に拡大し、従来予想の10億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4992> 北興化 　　　　東Ｓ 　 +11.60 　　4/10　　　1Q　　　 21.11
<2669> カネ美食品 　　東Ｓ　　 +0.64 　　4/10　本決算　　　　2.12
<3280> エストラスト 　東Ｓ　　 +0.49 　　4/10　本決算　　　　0.57

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース