荒川化、今期経常を赤字拡大に下方修正

　荒川化学工業 <4968> [東証Ｐ] が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は6億円の赤字(前年同期は33.5億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の16億円の赤字→21億円の赤字(前期は35.6億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の23.5億円の赤字→28.5億円の赤字(前年同期は9.9億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は13.6億円の赤字(前年同期は7.8億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.9％→-7.2％に急悪化した。

株探ニュース