200日線近づき攻防激化、出来高増やし上放れ期待
香料国内第2位で、飲料等の食品向けフレーバーが主力事業。食品向け以外にも化粧品・トイレタリー向けなども展開。天然感のある「HASEAROMA」や「まるかじりフレーバー」などのシリーズ展開が現代嗜好とマッチ。その他機能性フレーバーなどを食品加工業者のニーズに合わせて展開しながら、海外事業のテコ入れを図る。
今期業績は10-12月の1Qが増収減益と海外売上の為替差益減少で厳しい立ち上がりとなったものの、売上拡大と膨らんだ販管費の抑え込みで徐々に持ち直すとみられる。昨年子会社化した米国のFLAVOR INGREDIENT HOLDINGSの売上が寄与する一方で、利益面は会計処理が一巡するにしたがい貢献度合いを強めてくるものと考える。
株価は2月の市場暴落の折、2/8の決算発表が投資家の嫌気売りを誘い、需給面が悪化。2000円を割り込む水準まで売られたものの、足元では回復の足取りを強める。株価バリュエーションはPER20倍台、PBR1倍台前半で割高感は薄い。200日移動平均線が近づき売り買い交錯も、昨日は長い下ヒゲで上値を窺う動きが継続するとみる。
業種:化学
時価総額:928億円
PER:21.57倍
PBR:1.05倍
今期業績は10-12月の1Qが増収減益と海外売上の為替差益減少で厳しい立ち上がりとなったものの、売上拡大と膨らんだ販管費の抑え込みで徐々に持ち直すとみられる。昨年子会社化した米国のFLAVOR INGREDIENT HOLDINGSの売上が寄与する一方で、利益面は会計処理が一巡するにしたがい貢献度合いを強めてくるものと考える。
株価は2月の市場暴落の折、2/8の決算発表が投資家の嫌気売りを誘い、需給面が悪化。2000円を割り込む水準まで売られたものの、足元では回復の足取りを強める。株価バリュエーションはPER20倍台、PBR1倍台前半で割高感は薄い。200日移動平均線が近づき売り買い交錯も、昨日は長い下ヒゲで上値を窺う動きが継続するとみる。
業種:化学
時価総額:928億円
PER:21.57倍
PBR:1.05倍