アグロカネシ、今期経常を13％下方修正

　アグロ　カネショウ <4955> が9月17日大引け後(15:10)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の11億円→9.5億円(前期は11.7億円)に13.4％下方修正し、減益率が5.9％減→18.5％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.1億円の黒字→0.3億円の赤字(前年同期は3.2億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年12月期通期連結業績予想につきましては、2021年12月期第２四半期累計期間の連結業績予想値の修正を踏まえ、売上高の見直しを行いました。下期において主要剤である土壌消毒剤を中心に巻き返しを図るものの、前回発表を下回る売上高を考えております。販売費及び一般管理費は主に研究開発費用が下期は増加するため、営業利益は前回発表を下回る予想です。経常利益も同様に下回り、また特別損失として減損損失を計上することにより親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想を大きく下回る予想となりましたので、上記２のとおり修正致します。●配当予想について　今回の業績予想の修正に伴う、配当予想の変更はありません。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以　　上