＜チャートの視点＞＝ファンケル、一目均衡表の雲を上抜く

　ファンケル<4921.T>はきょう一時、前週末比３５円高の１２１４円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（１６日時点：１２０７円）と先行スパン２（同：１１８０円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。５月９日の決算発表通過後は持ち直す動きとなっており、足もとでは１２００円台を回復。１３日に５日移動平均線と２５日移動平均線のゴールデン・クロス（ＧＣ）実現に続き、２５日移動平均線（１６日時点：１１３８円）と７５日移動平均線（同：１１７３円）のＧＣも視野に入ってきた。また、需給面では５月９日申し込み時点の信用倍率が０．４０倍と、取組妙味もある。
　なお、１５年３月期通期の連結業績見通しは、売上高８１０億円（前期比０．１％減）、営業利益４０億円（同１．４％増）が見込まれている。

ファンケルの株価は１４時５２分現在１２０８円（△２９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）