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注目銘柄ダイジェスト(前場):CYBOZU、大東建、フロンティアインターなど

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/28 12:08


フロンティアインター<7050>:2900円
公開価格(2410円)を12.7%上回る2715円で初値を付けた。90年6月19日設立。イベント・PRや店頭販売等の総合プロモーション事業が柱。19年4月期の営業利益予想は前期比1.3%増の10.59億円。19年のラグビーW杯、20年の東京五輪などイベントが続くことから、安定成長を見込む。また、前期に採算性の低い飲食事業から撤退したことなども増益に寄与する見通し。第2四半期累計の実績は5.38億円で、進捗率は50.8%。


CYBOZU<4776>:703円(+55円)
急伸で上昇率トップ。前日に発表した月次動向が好感材料とされている。1月の月次売上高は前年同月比24%増、営業利益は同67%増になったもよう。前月は売上高が同12%増、営業損益は赤字であった。営業利益の水準3.5億円は前12月期から見ても最高の水準になっており、今12月期は想定以上の好スタートを切る形になっている。


エン・ジャパン<4849>:3570円(-215円)
大幅続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も5240円から4210円に引き下げている。採用可否に係らず費用が発生する求人サイトから、高額でも確実性の高い人材紹介や新たな採用手法へと需要がシフト、この影響で同社の求人サイトが想定以上のペースで減速していると指摘。20.3期は利益成長が減速すると予想され、短期的な投資魅力は低下したと判断のもよう。


テラ<2191>:330円(+15円)
大幅に続伸。学校法人慶應義塾から細胞加工に係る業務受託を開始したと発表している。国立研究開発法人日本医療研究開発機構の再生医療実用化研究事業の採択課題である「進行性の子宮頸癌に対する腫瘍浸潤Tリンパ球輸注療法」の実施計画に基づいて実施されるもの。慶応大学の研究グループのプロトコールに基づき、テラ<2191>が現在関西圏で準備を進めている細胞培養加工施設で腫瘍浸潤Tリンパ球を製造する。


免疫生物研究所<4570>:824円(+47円)
大幅に続伸。バイオ医薬品の研究・開発を手掛けるCURED(横浜市)の第三者割当増資を引き受け、持分法適用関連会社にすると発表している。両社で世界初の遺伝子組み換えカイコによる医薬品生産の実現へ向け、研究開発や非臨床試験等を加速させる。3月29日に8万8000株を約5.98億円で引き受ける。引き受け後の免疫生物研究所の所有株数は10万9000株(議決権所有割合は23.79%)となり、CUREDの筆頭株主となる。


大東建<1878>:15385円(-1010円)
急反落。同社が募集するアパートのオーナーの契約を巡り、解約時に申込金の返金を受けられないなどのトラブルが起きているとして、「消費者機構日本」では実態把握のため、同様のトラブルを抱える人に情報提供を呼び掛けたと報じられている。同社では、現在は返金対応を行ったとしている。今後の信用力低下につながっていくなどとの懸念が先行する形のもよう。


オリンパス<7733>:4950円(-30円)
大幅反落。みずほ証券が投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。目標株価は4400円から5000円に引き上げ。販売管理費抑制などを織り込んで業績予想を上方修正しているものの、業績のボラティリティが大きいことやコストカットにどの程度のコミットメントがあるのかが見えていないことから、来期ベースでPER30倍超の目標株価水準は想定しにくいと考えているもよう。


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配信元: フィスコ
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