エン・ジャパンが急落、売り出しによる需給悪化を懸念、６月１１日に東証１部または２部に市場変更

　エン・ジャパン<4849.T>が急落。株価は一時、前日に比べ８．６％安に売られた。ジャスダックに株式上場している同社は２２日の取引終了後、東京証券取引所から６月１１日に東証１部または同２部へ市場変更する承認を受けたと発表した。ただ、株式売り出しを実施することも明らかにしており、この日は売り出しによる需給の悪化などを懸念した売りが先行している様子だ。

　６２４万７３００株の売り出し、それに上限９３万７０００株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。一部は欧州およびアジアを中心とする海外投資家に販売される可能性がある。売り出し価格は５月３０日から６月１日のいずれかの日に決定する。東証の所属部も、売出価格の決定以降に決まる予定。

出所：minkabuPRESS