日本エンターは小動き、東証が２９日から信用取引の委託保証金率を７０％以上に引き上げ

　日本エンタープライズ<4829.T>は、前日終値の５３８円を挟んでの小動きとなっている。
　東証が２８日、日本エンター株について、２９日売買分から信用取引の委託保証金率を７０％以上（うち現金４０％以上）に引き上げると発表した。日証金も同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を、現行５０％（同２０％）から７０％（同４０％）に引き上げると発表している。
　同社は、１９日の取引終了後、子会社ＨｉｇｈＬａｂが提供するスマートフォン向け無料チャットアプリ「Ｆｉｖｅｔａｌｋ」が、累計１００万ダウンロード（ＤＬ）を突破したと発表した。これを好感した買いが入り、その後、連続ストップ高を交えて急騰し、１９日終値で３４８円だった株価は、２６日には一時８５８円と約２．４倍となる急騰をみせていた。その後は反落に転じている
　
日本エンターの株価は１４時１８分現在５３８円（△▼０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）