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<動意株・18日>(前引け)=不二硝、ヤーマン、日エンター

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/11/18 11:32
<動意株・18日>(前引け)=不二硝、ヤーマン、日エンター  不二硝子<5212.T>=大幅高で3連騰、需給相場の様相強める。今3月期業績予想の上方修正と米国製薬メーカーのワクチン開発期待を背景とした医薬品向け管瓶需要の拡大思惑が株価を強く刺激する格好となっているが、「直近10営業日(今月4日終値からきょうの高値まで)で3.3倍強と大きく変貌しており、既にマネーゲーム化している。13日から増し担保規制がかかっているがほとんど影響を受けていない」(国内中堅証券ストラテジスト)状況にある。株価は前週12日以降、上場来高値圏を走る展開となっており、戻り売り圧力もない。

 ヤーマン<6630.T>=急反発、一気に年初来高値を更新。17日の取引終了後、21年4月期の連結業績予想について、売上高を260億円から350億円(前期比52.3%増)へ、営業利益を26億円から58億円(同2.3倍)へ、純利益を15億2600万円から34億2000万円(同2.6倍)へ上方修正した。新型コロナウイルス感染症の影響で在宅時間が長くなり、美容健康機器というカテゴリが好調となるなか、多種多様な製品ラインアップが顧客ニーズにマッチしたことや、販売チャネルの多角化が奏功しリスク分散が図られたこと、特別給付金効果による需要捕捉に成功したことなどから、想定以上にインフォマーシャルやECを軸とした直販部門が大きく売り上げを伸ばした。また、中国国内でも日本と同様にECによる通信販売が好調となり、売上高・利益ともに予想を上回った。同時に、売上高500億円、営業利益率20%以上を目指す中期経営計画と、売上高1000億円、営業利益率20%以上を目指す長期目標を発表。美容機器における新たな美容カテゴリーの創造と製品化や、体験型事業(コト消費)展開との相乗効果を図るとした。

 日本エンタープライズ<4829.T>=急動意。同社はゲームや音楽などスマートフォン向けコンテンツ配信を主力展開するほか、法人向けシステムインテグレーションも手掛ける。17日取引終了後、同社は7月にWeb会議システム「NEEDS」のサービスを開始しているが、これに顔認証機能を導入したバージョンアップ版を11月20日から開始することを発表しており、これを材料視する買いが集中した。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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