藤倉ゴムがＳ高カイ気配、マグネシウム電池関連に上げ目立つ

　藤倉ゴム工業<5121.T>がストップ高カイ気配となっているなど、マグネシウム電池関連に上げが目立っている。９日付の日本経済新聞が「ホンダと埼玉県産業技術総合センター（埼玉県川口市）は世界で初めてマグネシウムを使い、繰り返し充電できる２次電池の実用化にメドを付けた」と報じたことが刺激となっているもよう。なお、同社は７月２９日から非常用マグネシウム空気電池「ＷａｔｔＳａｔｔ」の動画を公開している。

　また、１６年３月期決算説明資料でマグネシウム電池関連の研究開発は継続中としているオリコン<4800.T>がストップ高まで買われているほか、非常用マグネシウム空気電池「ＭｇＢＯＸ（マグボックス）を展開している古河電池<6937.T>も一時ストップ高まで上昇。マグネシウム電池を使ったスティックライトを商品化している倉元製作所<5216.T>、１４年３月に子会社が難燃性マグネシウム合金を利用した燃料（空気）電池の研究に着手したと発表している不二サッシ<5940.T>も急伸している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）