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ICのニュース
■要約
インフォメーションクリエーティブ<4769>は、ソフトウェア開発からインフラ設計構築、システム運用支援までトータルにサポートするITソリューション事業と、パッケージ開発によって様々な業種・業態のITニーズにダイレクトに対応していくITサービス事業を通じて、情報サービス分野において総合的なソリューションを提供している。
1. 2021年9月期連結決算
2021年9月期の同社の売上高は8,107百万円(前期比4.5%減)となった。営業利益は598百万円(同1.2%増)、経常利益は668百万円(同2.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は487百万円(同24.2%減)となった。事業部門別では、ITソリューション事業の売上高は8,019百万円(同4.3%減)、ITサービス事業においては、売上高は88百万円(同14.4%減)となった。顧客の新規IT開発投資が消極的になってきているなかで案件の延期や減少があり減収となったものの、積極的なM&Aや業務提携の実行で成長ポテンシャルが高まったものと弊社では見ている。
2. 2022年9月期の業績見通し
2022年9月期は、新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)で下落した需要の回復を前提として、市場や顧客の動向を注視しながら中期経営計画「Challenge the future 2022」の最終年度として、チャレンジの継続により成長を加速させるとともに、さらなる企業価値の向上に努めていく計画である。これらの実施により、売上高は8,585百万円(前期比5.9%増)、営業利益は624百万円(同4.3%増)、経常利益は675百万円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は466百万円(同4.4%減)を目指していく。
3. 中長期の成長戦略概要
資本戦略に関しては、持続的な成長に向けて、中途人材の活用や外部コンサルティング会社の活用など社外リソースの活用による新規事業創出や、M&A・資本提携を含む事業投資、教育投資、設備投資の実施による収益拡大を図ることで、長期的な投資が可能な財務の健全性を確保しつつ、株主に対する持続的な安定配当を行っていく計画である。また人材に関しては、常駐先における対顧客のコミュニケーション強化による信頼感の醸成を基に、案件獲得や単価向上を狙っていく。また、M&Aやパートナーシップ契約締結等によるリソース・ソリューションの相互補完や顧客基盤の相互活用による受注強化、AIや音声認識技術を活用した取引先顧客への追加提案実施など付加価値の高いサービスを創造することにより、技術領域・顧客基盤の拡大を図っていく。
■Key Points
・前期はコロナ禍による売上の落ち込みがあったものの、積極的なM&Aや業務提携の実行により成長ポテンシャルが高まる
・今期はコロナ禍で下落した需要を着実に取り込み、増収増益での着地を目指す
・中長期的にはM&Aや人員強化による顧客数増加及び顧客単価向上を図っていく
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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インフォメーションクリエーティブ<4769>は、ソフトウェア開発からインフラ設計構築、システム運用支援までトータルにサポートするITソリューション事業と、パッケージ開発によって様々な業種・業態のITニーズにダイレクトに対応していくITサービス事業を通じて、情報サービス分野において総合的なソリューションを提供している。
1. 2021年9月期連結決算
2021年9月期の同社の売上高は8,107百万円(前期比4.5%減)となった。営業利益は598百万円(同1.2%増)、経常利益は668百万円(同2.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は487百万円(同24.2%減)となった。事業部門別では、ITソリューション事業の売上高は8,019百万円(同4.3%減)、ITサービス事業においては、売上高は88百万円(同14.4%減)となった。顧客の新規IT開発投資が消極的になってきているなかで案件の延期や減少があり減収となったものの、積極的なM&Aや業務提携の実行で成長ポテンシャルが高まったものと弊社では見ている。
2. 2022年9月期の業績見通し
2022年9月期は、新型コロナウイルス感染症拡大(以下、コロナ禍)で下落した需要の回復を前提として、市場や顧客の動向を注視しながら中期経営計画「Challenge the future 2022」の最終年度として、チャレンジの継続により成長を加速させるとともに、さらなる企業価値の向上に努めていく計画である。これらの実施により、売上高は8,585百万円(前期比5.9%増)、営業利益は624百万円(同4.3%増)、経常利益は675百万円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は466百万円(同4.4%減)を目指していく。
3. 中長期の成長戦略概要
資本戦略に関しては、持続的な成長に向けて、中途人材の活用や外部コンサルティング会社の活用など社外リソースの活用による新規事業創出や、M&A・資本提携を含む事業投資、教育投資、設備投資の実施による収益拡大を図ることで、長期的な投資が可能な財務の健全性を確保しつつ、株主に対する持続的な安定配当を行っていく計画である。また人材に関しては、常駐先における対顧客のコミュニケーション強化による信頼感の醸成を基に、案件獲得や単価向上を狙っていく。また、M&Aやパートナーシップ契約締結等によるリソース・ソリューションの相互補完や顧客基盤の相互活用による受注強化、AIや音声認識技術を活用した取引先顧客への追加提案実施など付加価値の高いサービスを創造することにより、技術領域・顧客基盤の拡大を図っていく。
■Key Points
・前期はコロナ禍による売上の落ち込みがあったものの、積極的なM&Aや業務提携の実行により成長ポテンシャルが高まる
・今期はコロナ禍で下落した需要を着実に取り込み、増収増益での着地を目指す
・中長期的にはM&Aや人員強化による顧客数増加及び顧客単価向上を図っていく
(執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希)
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