決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … アルチザ、東和フード、ダイサン (5月31日～6月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アルチザ <6778>
　19年7月期第3四半期累計(18年8月-19年4月)の連結経常損益は3億8700万円の赤字(前年同期は4億3100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.2　ダイサン <4750>
　19年4月期の経常利益(非連結)は前の期比7.1％減の6.1億円になったが、連結決算に移行する20年4月期の同利益は前期非連結比13.6％増の7億円に拡大する見通しとなった。

★No.3　東和フード <3329>
　19年4月期の経常利益(非連結)は前の期比21.6％減の5.4億円になったが、20年4月期は前期比10.7％増の6億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6778> アルチザ 　　　東２　　 +9.73 　　6/ 5　　　3Q　　　　赤縮
<4750> ダイサン 　　　東２　　 +3.42 　　5/31　本決算　　　 13.64
<3329> 東和フード 　　ＪＱ　　 +1.28 　　5/31　本決算　　　 10.70

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース