ダイサンは大幅続落、第１四半期営業損益が赤字に転落

　ダイサン<4750.T>は大幅続落。３０日の取引終了後に発表した第１四半期（４月２１日～７月２０日）単独決算が、売上高１８億５０００万円（前年同期比４．７％減）、営業損益１４００万円の赤字（前年同期８８００万円の黒字）、最終損益１９００万円の赤字（同５０００万円の黒字）と営業損益段階から赤字に転落したことが嫌気されている。

　主力の施工サービス事業で、住宅着工戸数が軟調であることを受けて戸建て向け足場施工が減少したほか、夏場の猛暑が続いたことや、自然災害の発生により足場施工の稼働率が低下したことが響いた。

　なお、１９年４月期通期業績予想は、売上高８７億円（前期比４．８％増）、営業利益６億５５００万円（同０．３％増）、最終利益４億２０００万円（同６．２％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS