決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … オービック、ＯＢＣ、キヤノンＭＪ (4月23日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月22日から23日の決算発表を経て24日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.5　キヤノンＭＪ <8060>
　24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比9.4％減の139億円に減ったが、通期計画の550億円に対する進捗率は25.4％となり、5年平均の25.5％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4684> オービック 　　東Ｐ　　 -6.18 　　4/23　本決算　　　　8.44
<4479> マクアケ 　　　東Ｇ　　 -3.11 　　4/23　　上期　　　　赤縮
<5532> リアルゲイト 　東Ｇ　　 -2.04 　　4/23　　上期　　　 64.63
<4733> ＯＢＣ 　　　　東Ｐ　　 -0.92 　　4/23　本決算　　　 12.74
<8060> キヤノンＭＪ 　東Ｐ　　 -0.16 　　4/23　　　1Q　　　 -9.43

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした24日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース