決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 伊藤園、ピープル、キタック (12月1日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の11月30日から1日の決算発表を経て4日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　ピープル <7865>
　24年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.0％減の4億1100万円に落ち込んだが、通期計画の2億7300万円に対する進捗率が150.5％とすでに上回り、さらに5年平均の73.3％も超えた。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4750> ダイサン 　　　東Ｓ　　 -4.42 　 12/ 1　　上期　　　　赤縮
<4707> キタック 　　　東Ｓ　　 -2.31 　 12/ 1　本決算　　　 20.54
<6267> ゼネラルパ 　　東Ｓ　　 -2.04 　 12/ 1　　　1Q　　　168.75
<7865> ピープル 　　　東Ｓ　　 -0.83 　 12/ 1　　　3Q　　　-31.04
<2593> 伊藤園 　　　　東Ｐ　　 -0.53 　 12/ 1　　上期　　　 44.16

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした4日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース