決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ウィルソンＷ、ＤｙＤｏ、ジオコード (5月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の5月25日から26日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ジオコード <7357>
　23年2月期の経常利益(非連結)は前の期比39.3％減の1億1900万円に落ち込み、従来予想の1億6000万円を下回って着地。

▲No.3　ウィルソンＷ <9610>
　23年3月期の連結経常損益は1800万円の黒字(前の期は4億9100万円の赤字)に浮上したが、24年3月期は9000万円の赤字に転落する見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4707> キタック 　　　東Ｓ 　 -11.30 　　5/26　　上期　　　 57.14
<7357> ジオコード 　　東Ｓ　　 -7.48 　　5/26　本決算　　　　　－
<9610> ウィルソンＷ 　東Ｓ　　 -5.16 　　5/26　本決算　　　　赤転
<2590> ＤｙＤｏ 　　　東Ｐ　　 -1.71 　　5/26　　　1Q　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース