クリップ、前期経常を一転43％減益に下方修正

　クリップコーポレーション <4705> [東証Ｓ] が5月9日昼(11:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の3.4億円→1.8億円(前の期は3.1億円)に47.0％下方修正し、一転して42.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.6億円→1億円(前年同期は1.8億円)に61.8％減額し、一転して45.4％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度におきまして、消費マインドの冷え込み等による入会者数の減少から、主力事業である教育事業の平均生徒数実績が、前期比343名減（5.3％減）、予想比515名減（7.8％減）と予想を下回る水準で推移しました。スポーツ事業の平均生徒数実績も、前期比1,061名減（19.3％減）、予想比425名減（8.7％減）と予想を下回っております。そのため連結売上高について、予想比2億62百万円減少し、売上高の減少に伴い、連結営業利益は45.0％減、連結経常利益は46.8%減、親会社株主に帰属する当期純利益は50.8％減となりました。　なお、配当金額につきましては、1株当たり45円の予想を据え置いております。