決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … Ｊ・ＴＥＣ、アイペット、テセック (10月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月29日から30日の決算発表を経て31日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　テセック <6337>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の10.3億円→14億円(前期は8.9億円)に35.9％上方修正し、増益率が15.7％増→57.3％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　ＧＭＯペパボ <3633>
　18年12月期の連結経常利益を従来予想の3億3000万円→4億8000万円(前期は1億7200万円)に45.5％上方修正し、増益率が91.9％増→2.8倍に拡大する見通しとなった。

★No.3　ヒロセ通商 <7185>
　19年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比63.0％増の15.5億円に拡大した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6337> テセック 　　　ＪＱ 　 +23.64 　 10/30　　上期　　　241.67
<3633> ＧＭＯペパボ 　ＪＱ 　 +15.31 　 10/30　　　3Q　　　 92.83
<7185> ヒロセ通商 　　ＪＱ 　 +13.75 　 10/30　　上期　　　 62.97
<9698> クレオ 　　　　ＪＱ 　 +11.90 　 10/30　　上期　　　217.24
<6912> 菊水電子 　　　ＪＱ 　 +10.79 　 10/30　　上期　　　120.00

<7464> セフテック 　　ＪＱ　　 +8.61 　 10/30　　上期　　　 27.31
<2393> ケアサプライ 　東２　　 +7.86 　 10/30　　上期　　　 19.71
<3352> バッファロー 　ＪＱ　　 +5.97 　 10/30　　上期　　　 97.56
<7323> アイペット 　　東Ｍ　　 +5.90 　 10/30　　上期　　　　　－
<9799> 旭情報 　　　　東２　　 +5.57 　 10/30　　上期　　　 11.29

<9640> セゾン情報 　　ＪＱ　　 +5.11 　 10/30　　上期　　　-54.10
<4327> 日本ＳＨＬ 　　ＪＱ　　 +3.83 　 10/30　本決算　　　　0.34
<7774> Ｊ・ＴＥＣ 　　ＪＱ　　 +3.34 　 10/30　　上期　　　　赤転
<9055> アルプス物流 　東２　　 +3.12 　 10/30　　上期　　　 -8.22
<6257> 藤商事 　　　　ＪＱ　　 +2.89 　 10/30　　上期　　　-79.33

<5729> 日精鉱 　　　　東２　　 +2.41 　 10/30　　上期　　　-12.96
<1850> 南海辰村 　　　東２　　 +2.33 　 10/30　　上期　　　 41.24
<4367> 広栄化学 　　　東２　　 +2.17 　 10/30　　上期　　　 -2.61
<5994> ファインシン 　東２　　 +1.53 　 10/30　　上期　　　　7.52
<3426> アトムリビン 　ＪＱ　　 +1.34 　 10/30　　　1Q　　　　0.66

<9679> ホウライ 　　　ＪＱ　　 +0.60 　 10/30　本決算　　　　2.09
<4705> クリップ 　　　ＪＱ　　 +0.57 　 10/30　　上期　　　-45.21
<7945> コマニー 　　　東２　　 +0.49 　 10/30　　上期　　　-41.13
<4957> ヤスハラケミ 　東２　　 +0.42 　 10/30　　上期　　　　8.32
<4557> 医学生物 　　　ＪＱ　　 +0.12 　 10/30　　上期　　 2437.50

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース