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「リサイクル」が12位にランクアップ、きょう「プラスチック資源循環促進法」施行<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 メタバース
2 円安メリット
3 サイバーセキュリティ
4 半導体
5 再生可能エネルギー
6 防衛
7 輸出
8 蓄電池
9 NFT
10 インド関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「リサイクル」が12位にランクアップしている。
企業にプラスチック使用の削減を促す「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラスチック資源循環促進法)がきょう施行された。同法では、製造から廃棄までのプラスチックのライフサイクルを通して、プラスチックを資源として循環させることに主眼が置かれていることから、これをきっかけにテーマとしての「リサイクル」への関心も高まっている。
2000年代に入り、海洋プラスチックごみの問題が広く知られるようになった。15年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)でも、その14番目に「海の豊かさを守ろう」の目標が掲げられており、海洋プラスチックごみ対策の解決は世界的な課題となっている。環境省調べでは、毎年海に流出するプラスチックごみのうち2万〜6万トンは日本から発生したものだと推計されており、日本でも対策が求められていた。
これを受けて、19年5月には「プラスチック資源循環戦略」が策定され、そのなか30年までに再生利用の倍増、更に35年までに使用済みプラスチックの100%リユース・リサイクルなどで有効利用を目指すことが明記された。20年7月にはプラスチック利用の抑制を目的にレジ袋の有料化もスタート。きょう施行された「プラスチック資源循環促進法」もその一環であり、今後、使い捨てプラスチックの使用量の削減が求められることになる。
また、ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、プラスチックの主な原料である石油価格が高騰していることもプラスチックのリサイクル、ひいてはリサイクル関連への関心を高めることにつながっている。この日は全般相場が弱含みのため目立った動きは少ないものの、エフピコ<7947.T>と共同でポリスチレン製品の完全循環に取り組むDIC<4631.T>や石膏ボードリサイクルを手掛けるチヨダウーテ<5387.T>がしっかり。
出所:MINKABU PRESS
1 メタバース
2 円安メリット
3 サイバーセキュリティ
4 半導体
5 再生可能エネルギー
6 防衛
7 輸出
8 蓄電池
9 NFT
10 インド関連
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「リサイクル」が12位にランクアップしている。
企業にプラスチック使用の削減を促す「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(プラスチック資源循環促進法)がきょう施行された。同法では、製造から廃棄までのプラスチックのライフサイクルを通して、プラスチックを資源として循環させることに主眼が置かれていることから、これをきっかけにテーマとしての「リサイクル」への関心も高まっている。
2000年代に入り、海洋プラスチックごみの問題が広く知られるようになった。15年9月に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)でも、その14番目に「海の豊かさを守ろう」の目標が掲げられており、海洋プラスチックごみ対策の解決は世界的な課題となっている。環境省調べでは、毎年海に流出するプラスチックごみのうち2万〜6万トンは日本から発生したものだと推計されており、日本でも対策が求められていた。
これを受けて、19年5月には「プラスチック資源循環戦略」が策定され、そのなか30年までに再生利用の倍増、更に35年までに使用済みプラスチックの100%リユース・リサイクルなどで有効利用を目指すことが明記された。20年7月にはプラスチック利用の抑制を目的にレジ袋の有料化もスタート。きょう施行された「プラスチック資源循環促進法」もその一環であり、今後、使い捨てプラスチックの使用量の削減が求められることになる。
また、ロシアによるウクライナ侵攻に伴い、プラスチックの主な原料である石油価格が高騰していることもプラスチックのリサイクル、ひいてはリサイクル関連への関心を高めることにつながっている。この日は全般相場が弱含みのため目立った動きは少ないものの、エフピコ<7947.T>と共同でポリスチレン製品の完全循環に取り組むDIC<4631.T>や石膏ボードリサイクルを手掛けるチヨダウーテ<5387.T>がしっかり。
出所:MINKABU PRESS
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